BlenderのアドオンUVPackmaster3でUVのサイズにを同じ大きさにして重ねる方法をご紹介します。
左右のオブジェクトからUV展開させたときに若干サイズや位置が異なった場合の方法で、ある程度類似した形でなければいけません。
またアドオンは既にインストール済みで使用可能な段階で進めます。
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方法
UVを重ねる
同類の左右2つのオブジェクトをUV展開し大きさや位置が異なったので同じ大きさにして重ね合わせます。
UVPackmaster3の下記設定画面を参照してください。
Aパネルで設定していきます。
■Similarity ModeをVertex Positionに変更
パッカーが2つのUVアイランドが類似しているかどうかを判断する方法を定義する: 頂点の位置 頂点の数と相対的な位置が一致すれば、2つの島は類似しているとみなされる。このモードでは、すべての島の頂点の位置が考慮されるが、島のトポロジー(頂点がどのようにつながっているか)は無視される。
■Correct Verticesにチェック
似たような島のUV頂点を合わせることで、整列後に互いの頂点が重なるようにする。
■Vertex Thresholを0.0250(適宜値を変えてください)
頂点のしきい値: 2つの頂点が一致するとみなされる最大距離。
大きすぎると重なっても斜めに線が入ってしまってうまくいきませんでした。
少なすぎるとうまく重なってくれません。
■Flipping Enableにチェック
作業を行う際は、パッカーが島を反転させるようにする。
■Adjust Scaleにチェック
類似しているかどうかを判断する前に、島を同じ大きさに拡大縮小する。
任意
Overlap Detection Modeの設定について
2つの島が重なっているとみなすかどうかを決定する:
●Any Part
2つの島が一部でも重なっている場合、その2つの島は重なっているとみなされる。
●正確
2つの島がUV空間で同じ境界ボックスを持ち、同じ面積を持つ場合にのみ、2つの島が重なっているとみなされる。
UVを分離させる
そのまま選択し移動させると一部頂点がついてきてしまう。
重ねた後、もし分離させる場合は対象UVを選択し「右クリック→分割→選択」で移動させます。
最後に
なかなかうまくいかない場合はなるべく参照のUVに近づけて任意のAnyportか正確の項目を切り替えるまたは、Similarity ModeをBorder Shapeに変えてみてはいかがでしょうか。
UVの四角化については別アドオンのTexToolsのRectifyを使用しています。
お困りの方は、ぜひ参考にしてみてください!