3Dモデル制作をAIで行ってくれるツール「TRIPO」をご存知ですか？
これまで3Dモデリング＝難しい・時間がかかるというイメージを持っていた方にこそ知ってほしいです。
プロンプトを入力して生成するだけでモデリング、テクスチャリングが完成します。
追加でリギング、アニメーションも付加できます。
アカウント登録時に早速生成できるほどのクレジットがもらえるので試してみてはいかがでしょうか。
この記事では「TRIPO」を実際に使ってみた様子をご紹介します。
TRIPOについて
プロンプトを入れてモデリング、テクスチャ、リギング、アニメーションが生成できるオンラインAIツールです。
登録時には600クレジットがもらえ、1ヶ月毎に600クレジットがもらえます。(クレジットの繰り越しは出来ない)
TRIPOで3Dキャラクターを作ってみた
説明欄にプロンプトを入れます。
今回は「猫」と入れて右側にあるアイデアのインスピレーションをクリックすると下記のようにプロンプトが書き換わりました。
一只活泼可爱的猫咪，戴着魔法师帽，手持星光闪烁的魔杖，正在施展神奇的咒语，眼睛闪烁着智慧的光芒
翻訳：魔法使いの帽子をかぶり、星の杖を持った活発な猫が、知恵に目を輝かせながら魔法の呪文を唱えている！
確認したら生成ボタンを押します。
4つのパターンモデル生成からテクスチャリングまで一気に行います。
しばらく待ちましょう。
4つのうちどれか1つ3Dモデルを選択すると下記のページに移動します。
右側にリグとアニメーションを追加できるボタンがあるので、20クレジットを払い追加してみます。
アニメーションは以下の13種類です。
- 立つ
- 歩く
- 走る
- 宙返り
- 待機
- 登る
- ジャンプする
- 切る
- 射撃する
- 傷つける
- 倒れる
- 回る
実際に動かしてみるとアニメーション中に一部が追従しなかったり、平らになったりと違和感が出ました。
ダウンロードしてBlenderで出力してみる
データはglbファイルでダウンロードされました。
Blenderで表示してみるとアーマチュアやテクスチャが正常に読み込まれています。
商用の可否
(e) You will not, and will not permit others to use Outputs generated by the Services to create models or services that directly compete with VAST’s products and services. However, you may use Outputs for commercial purposes without violation of this Terms or applicable laws and regulations including without limitation the laws and regulations regarding copyrights and for non-commercial purposes, such as internal categorization or data organization, provided they are not distributed or made available to third parties.
Tripo AIで生成した3Dモデルは「個人・商用プロジェクトの両方で利用可能」
無料プランでも商用利用が許可されていますが、モデルの公開範囲やライセンス（例：CC BY 4.0）が異なる場合があるため、利用規約やプランごとの詳細を必ず確認してください。
利用規約は予告なく更新される場合があるので、詳しくは公式ガイドラインや利用規約を必ず確認してください。
最後に
アニメーションで不具合が見つかりましたが、止まっている分には遠目から見てクォリティが高く見えます。
静止しているオブジェクトとして使えそうですね。
今回は3Dキャラクターを生成しましたが、家やロボット他プロンプト次第でいろんなものがつくれます。
ぜひチェックしてみてください！